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豆紹介インド アラクバレー Gems of Araku

国:インド

農園:アラクバレー地域生産者

エリア :インド南東部のアーンドラ・プラデーシュ州アラクバレー

生産者:指定部族農業協同組合

標高:1100m

品種:セレクション9、S795、コーベリー

精製方法:ナチュラル



・このコーヒーのストーリー

アラクバレーはインドの東側。東ガーツ山脈にあります。

とても貧困な地域です。

アラクバレーのコーヒーは19世紀初頭に近隣から伝播し、1956年にコーヒープランテーション推進のための合同組合株式会社設立。

1985年に地域部族の生活を支えるために、コーヒー開発専用に地域部族へ引き渡され、現在に至ります。

2007年には指定部族農業協同組合が結成され、

NGO団体によりコーヒーの栽培から生産処理、管理などの技術提供の支援を受けています。NGO団体はコーヒー栽培だけでなく、地域全体の生活向上に関わるあらゆる事に取り組み、生産者と共に努力しています。

このコーヒーは生産者、政府、民間団体が一丸となって努力して作り上げてきたコーヒーです。

2009年より、GEMS of ARAKU(アラクの宝石)という名前の品評会を開催しており、品質の向上に努めています。

2018年よりは元カップオブエクセレンスのヘッドジャッジのシェリージョーンズ氏がチームリーダーとして参加し、その品質をさらに飛躍的に向上させています。

農薬・化学肥料は一切使用せず、バイオダイナミック農法で栽培しています。

バイオダイナミック農法とは

オーガニック農法と天体観測(月の満ち欠け等)を組み合わせた農法です。

天体と植物のリズムを利用しながら収穫や栽培を行い、

牛糞やハーブなどを主として使い、農薬を一切使用しません。

今では15,000もの農家が参加しており、世界最大規模のオーガニック農家の団体となりました。

(※ただし、日本でのJAS認証等を取得しているわけではありませんので

有機コーヒーやオーガニックコーヒーとして日本での販売はできません。)

2021年から国際オークションが開かれ、世界中のコーヒー関係者が注目する特別な産地の一つです。

アラクバレーのコーヒー栽培の特徴はバイオダイナミック農法と、

コーヒーの樹同士の間隔を広めにとり、樹に対するストレスを少なくしたうえで、樹高も低めに設定し、収穫しやすさと共に樹全体に栄養が行渡るようにしている事。

品種に関してもコーヒーの樹一本当たりの生る量が少なく、完熟させやすく、病気に強い品種を選択している事です。


浅煎りの風味特徴:インド料理屋さんで最初に提供されるスパイシーなトマトスープや

シナモンやクローブなどのスパイスを連想させる風味があります。

深煎りの風味特徴:高めの温度の時は野菜ジュースのような力強い風味があり、

温度帯が落ち着いてくるとダークチョコレートやレーズンのような

しっかりとした風味と甘味、バランスの良さがあります。


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