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『CaffeEpicaが目指すコーヒーの風味』というお話


読んでくださっている皆様いつもありがとうございます。

さて、皆様はどんなコーヒーがお好きですか?

私の目指す私の好きなコーヒーは『京料理のおだしのようなコーヒー』です。

そしてそれはCaffeEpicaとして目指すコーヒーです。

おだしのようなコーヒーとはどのようなものなのか、お話する前に

まず、コーヒーの評価の仕方についてお話させてください。

コーヒーにかかわる人間の大半が勉強し、

勉強し続ける風味チェック「カッピング」というものがあります。

実際にコーヒーの粉とコーヒーの液体の風味評価を行う行為です。

このカッピングの評価項目には

アロマ、欠点、クリーンカップ、甘さ、酸味、口当たり、香り、後味、風味バランス、などがあります。


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写真はCoEカッピングシート。

あくまで簡単に説明していきます

・アロマ(AROMA)

液体ではなく、粉の状態での香りです。

・欠点(DEFECTS)

良くない風味です。

・クリーンカップ(CLEAN CUP)

そのコーヒーの液体の綺麗さです。味の濁りなどがないか。

・甘さ(SWEET)

そのコーヒーの液体の甘さです。どんな甘さか。ハチミツ、黒糖、グラニュー糖、ジャム、など。

・酸味(ACIDITY)

そのコーヒーの液体の酸味です。どんな酸味か。レモン、優しい、繊細な、酒石酸、リンゴ酸、クエン酸、など。

・口当たり(MOUTH FEEL)

そのコーヒーの液体の口当たりです。クリーミー、繊細な、滑らかな、高級感のある、など

・香り(FLAVOR)

そのコーヒーの液体の香りです。どんな香りか。オレンジ、レモン、お花、ハーブ、など。

・後口(AFTER TASTE)

そのコーヒーの液体の後口です。どんな後口なのか。長い余韻、新鮮さのある、マイルド、など。

・風味バランス(BALANCE)

そのコーヒーの液体のバランスです。酸味が主体、良いバランス、骨格のある、気品のある、優雅な、など。

CaffeEpicaの目指すコーヒーで重視したい項目は

第一にクリーンカップ。

第二に後口と口当たり。

その次に香り、酸味、甘さです。

出町のお店で何度かお話させていただいた方も居られますが、

私は京料理のお店で働かせていただいていた過去があり、

それだからと言うわけではないのですが、

京料理のおだしのような濁りない繊細さと口当たり。

そして優しいながらも力強い余韻を持つコーヒーを目指しております。

次回は『コーヒー豆とは何か。』という根本的なお話をしようと思います。

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