『CaffeEpicaが目指すコーヒーの風味』というお話
- caffeepica
- 2024年1月24日
- 読了時間: 2分
読んでくださっている皆様いつもありがとうございます。
さて、皆様はどんなコーヒーがお好きですか?
私の目指す私の好きなコーヒーは『京料理のおだしのようなコーヒー』です。
そしてそれはCaffeEpicaとして目指すコーヒーです。
おだしのようなコーヒーとはどのようなものなのか、お話する前に
まず、コーヒーの評価の仕方についてお話させてください。
コーヒーにかかわる人間の大半が勉強し、
勉強し続ける風味チェック「カッピング」というものがあります。
実際にコーヒーの粉とコーヒーの液体の風味評価を行う行為です。
このカッピングの評価項目には
アロマ、欠点、クリーンカップ、甘さ、酸味、口当たり、香り、後味、風味バランス、などがあります。

写真はCoEカッピングシート。
あくまで簡単に説明していきます
・アロマ(AROMA)
液体ではなく、粉の状態での香りです。
・欠点(DEFECTS)
良くない風味です。
・クリーンカップ(CLEAN CUP)
そのコーヒーの液体の綺麗さです。味の濁りなどがないか。
・甘さ(SWEET)
そのコーヒーの液体の甘さです。どんな甘さか。ハチミツ、黒糖、グラニュー糖、ジャム、など。
・酸味(ACIDITY)
そのコーヒーの液体の酸味です。どんな酸味か。レモン、優しい、繊細な、酒石酸、リンゴ酸、クエン酸、など。
・口当たり(MOUTH FEEL)
そのコーヒーの液体の口当たりです。クリーミー、繊細な、滑らかな、高級感のある、など
・香り(FLAVOR)
そのコーヒーの液体の香りです。どんな香りか。オレンジ、レモン、お花、ハーブ、など。
・後口(AFTER TASTE)
そのコーヒーの液体の後口です。どんな後口なのか。長い余韻、新鮮さのある、マイルド、など。
・風味バランス(BALANCE)
そのコーヒーの液体のバランスです。酸味が主体、良いバランス、骨格のある、気品のある、優雅な、など。
CaffeEpicaの目指すコーヒーで重視したい項目は
第一にクリーンカップ。
第二に後口と口当たり。
その次に香り、酸味、甘さです。
出町のお店で何度かお話させていただいた方も居られますが、
私は京料理のお店で働かせていただいていた過去があり、
それだからと言うわけではないのですが、
京料理のおだしのような濁りない繊細さと口当たり。
そして優しいながらも力強い余韻を持つコーヒーを目指しております。
次回は『コーヒー豆とは何か。』という根本的なお話をしようと思います。



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