コーヒーの健康効果についてのおはなし
- caffeepica
- 2024年7月15日
- 読了時間: 3分
コーヒーの健康効果について色々とネットニュースや新聞で報告されることがあります。
健康の為にコーヒーを飲む。
結論から言うと、「あまり、期待しない方が良い物が多いです」
報告された論文の詳細を読むと、一体何人に対して一人に効果が出るのか怪しい物が多いです。
(無論、すべてではないです。たぶん。)
例えば、45万人に対して12年間の追跡調査をした論文があります。
コーヒーを飲む習慣がある人は長生きする可能性がある。という論文です。
”コーヒーを飲まない人と比較し、
挽いたコーヒー豆から淹れたコーヒーを飲む人は27%、
インスタントコーヒーを飲む人は11%、
カフェインレスコーヒーを飲む人は14%、
早期死亡にする可能性が低いことが分かった。”
お。効果がありそう。と思えますよね?
パーセントの所だけ、少し文章を変更してみます。
コーヒーを飲まない人と比較し、
挽いたコーヒー豆から淹れたコーヒーを飲む人は10人に2.7人、
インスタントコーヒーを飲む人は10人に1.1人、
カフェインレスコーヒーを飲む人は10人に1.4人、
早期死亡にする可能性が低いことが分かった。
論文での報告の中で一番効果が高い
挽いたコーヒー豆から淹れたコーヒーを飲む人であっても、
10人に7人は長生きする効果がありません。という報告になっています。
この調査。
コーヒーだけを飲んでいるわけではないですし、
例えば健康につながると言われている
運動や食生活、睡眠時間、その他については一切触れられていません。
コーヒーを飲む習慣がある人の中で10人に2.7人は健康を意識して、
日々運動している人で食生活に気を付けていた人かもしれません。
(実際のところわかりませんが)
コーヒーに健康効果がないと言っているわけではありません。
効果を期待して飲むものではなく、美味しいから飲む。
ルーチンワークの一環として飲む。
リラックスタイム、リフレッシュタイムのキーアイテムとして飲む。
そういうアイテムがコーヒーだと思っています。
飲んでるから健康になる。
飲まなかったから不健康になる。
コーヒーはそんな魔法の薬ではありません。
当店のWEBサイトのトップにも書いていますが、
Make a Better Coffee LIFE.
Make a Better WORLD.
より良いコーヒーのある生活はより良い世界につながる。
コーヒーで世界がよりよくなると、わりと本気で思っています。
しかめっ面しながら飲むコーヒーが悪いとは思いません。
ストレス発散の為に、自棄飲みするコーヒーが悪いとは思いません。
いつもの生活のアクセントとして、いつもの生活にコーヒーを添えたい。
香り豊かな、それぞれの個性のあるコーヒーたちは
きっと飲む人を少しだけ幸せにしてくれます
そのほんの少しの幸せこそが健康につながる一歩の手助けになると
CaffeEpicaは信じています。

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