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少量しか焙煎できない事のメリットのお話2

更新日:2024年1月19日

今日は少量しか焙煎できないことの店舗側のメリットを紹介します。

『豆のロスが少なくなる』です。

焙煎して置いておくとその分コーヒー豆は古くなっていくので

廃棄はしないまでも商品にならないロスが発生します。

実店舗運営が始まれば、まずは

1)豆売り用の焙煎直後の豆販売用の豆

   ↓

2)店舗での抽出したコーヒー(液体販売)提供用の豆

   ↓

3)スタッフ消費用やトレーニング利用、テスト商品作成の為の試験豆

と使っていくことができます。

しかし、実店舗を持てない現状では2番目の店舗提供用の豆としての利用ができません。

どうしても大きな焙煎機ではロスが発生します。

大きい焙煎機では大は小を兼ねないの?という点については明日紹介します。

もう一つのロスが少ない。は豆の劣化の問題です。

焙煎後のコーヒー豆は劣化していきます。

酸化(厳密には違うらしいけど)して、風味が落ちていきます。

生豆(ナママメ。焙煎する前の豆)も劣化します。

ですが、劣化の速度は焙煎後の豆ほどではありません。

生豆を仕入れ、保管していく段階で適切な環境での保管をすれば、

厳しめに言ったとして1年を限界として焙煎していけると思います。

(昔は何十年も寝かせてから焙煎するオールドビーンズなんてものもありました)

焙煎後の豆はどうでしょうか?

焙煎後1年はさすがに無理があると思います。

もちろん飲めるけど、風味も悪くなりわざわざ飲みたいかと問われると

No!の豆でしょう。

一度に130gから140gの焙煎になりますので、

実際に販売させていただくボリュームが100g、250g、500gの豆販売を考えると

130gを1回の130g上がりで100g販売(30g余剰)

130gを2回の260g上がりで250g販売(10g余剰)

130gを4回の520g上がりで500g販売(20g余剰)

風味テストを考えると最低10gは欲しいのを考えても

とてもちょうどいいサイズ感であることがわかると思います。

ただ、毎回同じ焙煎が行える事が前提にあります。

(ここのトレーニング中です)

明日は先ほどご紹介したように

『大きい焙煎機では大は小を兼ねないのか』をご紹介します。



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