スペシャルティコーヒーってなに?
- caffeepica
- 2024年2月5日
- 読了時間: 3分
スペシャルティコーヒーとはなにか。
『美味しいコーヒー』の事です。
スペシャルティコーヒー協会という団体があります。
この団体の定義する言葉をそのまま使うのであれば。
消費者(コーヒーを飲む人)の手に持つカップの中のコーヒーの液体の風味が素晴らしい美味しさであり、消費者が美味しいと評価して満足するコーヒーであること。風味の素晴らしいコーヒーの美味しさとは、際立つ印象的な風味特性があり、爽やかな明るい酸味特性があり、持続するコーヒー感が甘さの感覚で消えていくこと。カップの中の風味が素晴らしい美味しさであるためには、コーヒーの豆(種子)からカップまでの総ての段階において一貫した体制・工程・品質管理が徹底していることが必須である。(From seed to cup)具体的には、生産国においての栽培管理、収穫、生産処理、選別そして品質管理が適正になされ、欠点豆の混入が極めて少ない生豆であること。そして、適切な輸送と保管により、劣化のない状態で焙煎されて、欠点豆の混入が見られない焙煎豆であること。さらに、適切な抽出がなされ、カップに生産地の特徴的な素晴らしい風味特性が表現されることが求められる。日本スペシャルティコーヒー協会は、生産国から消費国にいたるコーヒー産業全体の永続的発展に寄与するものとし、スペシャルティコーヒーの要件として、サステナビリティとトレイサビリティの観念は重要なものと考える。
以上引用終わり。
すっごい漠然としてますよね。
美味しさってその人それぞれで違うし。
そんなん定義になってなくない?って思う人もいると思います。
以前、『CaffeEpicaが目指すコーヒーの風味』というお話の中で
風味評価項目のお話をしたと思います。
そう、「カッピング」です。
このカッピングによって評価付けを行い、
スペシャルティグレードであるかそうでないかを決定しています。
このカッピング。
ワインのソムリエさんの助力を得て作り上げられています。
ワインの評価の仕方とコーヒーの評価の仕方がよく似ているのはそういう理由です。
このスキルをより上達させようとコーヒー関係者は日々トレーニングしています。
スペシャルティコーヒーはカッピングによって風味を鑑定し、
ある一定以上の評価受けた豆であること。
爽やかな明るい酸味があり、甘さの余韻で終わるコーヒーであること。
持続可能で、生産地域まで情報の追跡可能である事。
美味しいコーヒーがこれから先も飲めますよーにっていうお話でした
って纏めると怒られそうですが、
美味しいコーヒーのお話でした。

今回から5の倍数日
(5日、10日、15日、20日、25日、30日)のブログ更新とします。
次回は10日の更新です。
コーヒー豆の保管方法についてお話します。
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