コーヒーの産地のおはなしその3グァテマラのコーヒー
- caffeepica
- 2024年4月30日
- 読了時間: 2分
第3回はグァテマラです。
スペシャルティコーヒーでは定番の産地ですね。
グァテマラ。
ぱっと聞いてコーヒー以外でコレというものが思い浮かぶ人は少ないかもしれませんね。
2012年の地球滅亡説で話題になったマヤ文明はグァテマラの一部が関係していますが、
一般的にはあまりグァテマラとさっと結びつくことは少ないと思います。
このグァテマラ。
経済を支えるのがコーヒー、砂糖、バナナの生産と輸出が大きく占めています。
1996年まで内戦状態であったため、現状で治安がいいとは言いにくい国です。
実際、外務省のグァテマラの危険情報では全土でレベル1の警戒情報が出されており、
一部地域では不要不急の渡航中止要請が出ています。
まぁ、、、コーヒーの産地の大半がレベル1出ているという現実はあるのですけれども。
産地としては8か所が定番となっています。
・アンティグア
・ウエウエテナンゴ
・アカテナンゴ
・サンマルコス
・コバン
・ニューオリエンテ
・アティトラン
・フライハーネス

それぞれの産地で風味が違うと言われています。
上記のサイトから風味特徴をまとめてみます。
・アンティグア
→火山性の軽石土壌で標高1,500~1,700m。
上品でバランスが良く、芳醇な香りととても甘い味わい。
・ウエウエテナンゴ
→石灰岩土壌で標高1,500~2,000m。
上質でしっかりとした酸味とフルボディ、心地よいワインの香り。
・アカテナンゴ
→火山性の軽石土壌で標高1,300~2,000m。
顕著な酸味、香ばしい香り、バランスの取れたボディ、すっきりとした余韻。
・サンマルコス
→火山性土壌で標高1,300~1,800m。
繊細なフローラルの香りに支えられる、味、酸味、そして良いボディを持つ。
・コバン
→石灰岩と粘土質土壌で標高1,300~1,700m。
独特でフレッシュな果実味を持ち、上質でバランスのとれたボディ感と心地よい香り。
・ニューオリエンテ
→変成岩と石灰岩土壌で標高1,300~1,700m。
バランスが良く、コクがあり、チョコレートのような風味。
・アティトラン
→有機物が豊富な火山性土壌で標高1,500~1,700m。
明るい柑橘系の酸味とコクのある心地よいアロマ。
・フライハーネス
→火山性の軽石土壌で標高1,400~1,800m。
鮮やかで持続する酸味。はっきりとしたボディを持つ。
グァテマラ全体で見ると、
「コク」
「バランス」
「ボディ感」
というキーワードが見えてきます。
風味としては
カラメル、チョコレート、ドライフルーツなどが良く見られます。
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