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コーヒーの産地のおはなしその5ホンジュラスのコーヒー

第5回はホンジュラスです。

ホンジュラスと聞いて思い浮かぶものはありますでしょうか?

サッカー好きな方、コーヒー好きな方々にとってはよく聞く国かもしれませんが、

一般的にはあまりよく知らない国ではないかと思います。

ちなみに国鳥はコンゴウインコです。


(写真引用元:(ホンジュラス - Wikipedia))


コーヒーの生産量としては2021年の生産量ランキングでは第6位となっています。

立地的にはグァテマラ、エルサルバドル、ニカラグァに面しており、北と東はカリブ海。

山と海に恵まれた地域であると言えるでしょう。

特に特筆すべきは山岳地帯で、国土の80%が山岳地帯であるとも言われます。

その為、標高が高く、品質の良いコーヒーを生産する土壌があると言われています。

ブラジルなどのように広い国土を使ってコーヒーを大量に生産し、

薄利多売を目指す方針ではなく、少量生産で高品質の方針を取り、

風味としても、しっかりとした良いコーヒーが多く生産されています。


ひとくくりにホンジュラスのコーヒーはこういう風味!という分け方は難しく、

浅煎りではフルーティな酸味が多く、

深煎りにするとしっかりとしたチョコレートやキャラメルのような風味が出てきます。

全体的に優しさのある風味イメージがあり、

アメリカンコーヒーのような、

ボディ感よりもさっぱり感が主体となることが多いのではないかと思います。

焙煎度合いの許容幅が広く、懐の深さはホンジュラスの特徴の一つかもしれません。


ホンジュラスのコーヒーに関して、

歴史的な事柄は実は

「よくわかりません。」

1820年代にスペインからの独立時期頃から

1900年頃までに生産が開始されたのではないかとされていますが、

細かい時期や伝播の仕方はわかっていません。

謎のコーヒーの国、ホンジュラス。

グァテマラと並んで私の好きなコーヒー産地です。




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