【お手軽入手】 ダイソーさんの500円手回しミルのおはなし
- caffeepica
- 2024年2月20日
- 読了時間: 3分
ダイソーさんの500円の手回しミルのおはなし。です。
予算が限られてるからミルなんて買えない!!っていう方。
ダイソーさんの500円ミルなんてどうでしょう?
丸洗いできることが利点。なんていう話もありますが、
500円っていう金額自体がメリットだと思います。
まずはパッケージはこんな感じです。

開けてみましょう。

ビニールの袋に入っています。
取り出すとこんな感じ。

上の方が手回しハンドルですね。
収納用にたたまれています。
で、この商品の最初の欠点。
個体差がありそうですが、このハンドル収納状態で固定されているネジが固い!
滑るのでネジを緩めることも難しく、手間取りました。
輪ゴム巻き付けて緩めました。

この↑の写真の中心がネジになっています。
ここを緩めたり締めたりでハンドルを収納、固定します。

使用する時のハンドルはこんな感じです。

ミル部分はこんな感じです。よくあるセラミックミルの構造です。

この黒いベルト部分で挽き目を調整します。
小さい点になれば細かく、大きい点の方へ回せば粗くなります。
では、上部の蓋を開けて、コーヒー豆投入部分を見てみましょう。
プラスチックの蓋、少し硬いですが、使いにくいほどではありません。

では、実際に使ってみます。
ミルの性能を見るときに味の面で一番重要なのは粒度分布です。
粒度分布とは細かさがどれだけ均一に挽けるかという意味だと思ってください。
実際に挽いたものがこちら。

左が一番細かく、右が一番粗いメモリで挽いたものです。
粒度分布という意味で言うと500円として考えるならば、値段相応だと思います。
手回しミルを試してみたい。経験したいという事であれば、
お試し機という意味では良いと思います。
ペーパードリップで使うのであれば、
二番目に細かいメモリか中央のメモリでの抽出が一般的には向いていると思います。
フレンチプレスであれば中央のメモリか二番目に粗いメモリが一般的かと思います。
では、気になった点。は大きく分けて二種類。
→使い勝手の不満
・ハンドル取っ手の回転部分が小さいために回転させるときに指をハンドルバーでこすり易い。
・上部の豆投入フタのプラスチックが少し開けにくい。(開けようとすると粗さダイヤルが回ってしまう→これは5段階しかないからすぐ戻せます)
・ハンドル収納のネジが購入時すごく硬い!(個体差アリかもしれません)
→耐久性の不安
・ハンドル取っ手の回転部分が使っているうちに引っ掛かりそう。
・挽いてるうちに自然分解しそうな感触。いつか細かさの調整ができなくなりそう。
結論。
プロペラ式の電動ミルよりは格段に良いけど、
耐久性に不安があるかもしれない。
500円という値段の事を考えるとお遊びやお試しで購入には良いと思います。
ただ、もし2000円ほど払えるなら例えば
ハリオさんのコーヒーミルセラミックスリム MSS-1TBが買えます。

安定性という意味ではこちらに軍配が上がると思います。
一応、オンラインショップで取り扱う予定ですので、
オープン後、もし必要であればご検討くださいませ。
まぁ、4個買えちゃう値段差なので比べる意味があるかどうかはわかりません。
手回しミルでもう一桁↑の金額帯でセラミックではなく、ステンレス製のミルがあります。
こちらはステンレス製の歯を使うため、軽く挽くことができます。
セラミック製ではステンレス製と比べて力が要りますが、丸洗いできます。
次回は25日更新です。
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