Make a Better Coffee LIFE.
Make a Better WORLD.
ビジャサルチ(Villasarchi)
1920年頃にコスタリカ西部のビジャサルチという町で発見されたブルボンとティピカの突然変異種。
背丈が低く、枝葉が密集して生育し、コーヒーチェリーが一斉に熟す特徴がある。
背丈が低いと収穫がやりやすいイメージがあるが、枝葉の密集により手入れや収穫作業に難がある。
また、一斉に完熟する特徴を持つため、最適な時期で収穫するとすべてベストな状態で収穫できるという利点がある反面、
時期を逸すると一気に過熟豆のみになってしまう危険性を孕んでおり、
1974年に一度ホンジュラスでの栽培が行われたものの、コスタリカ以外の地域での栽培はほとんど行われておらず、
そのコスタリカでも1980年頃までにはカツーラやカツアイなどの収穫性の高い品種に切り替わっていき、
今現在はコスタリカでも生産する農園は多くない。
高高度の栽培や強風に強いものの、CBDやさび病に対する耐性は強くない。
風味としては酸が強く出やすく、甘さやフレーバー、バランスに優れるとされる。
ラスナ(Rasuna)
インドネシアで栽培されるカティモールとティピカの交配種。
カティモールは収穫量が多いが、10年ほどで収穫量が激減するという特徴を持つ為、
木として長寿のティピカを交配することで長期的に収穫を安定させる事を目的として生産され始めた品種。
耐病性等の情報収集中。カティモールを祖先に持つため、おそらくは耐病性は高いと思われます。
カティモール(Catimor)
1959年にポルトガルで作られた耐病性のあるティモール種とカトゥラ種の交配種。
病気に強く収穫量に優れる品種で成熟が早く、低地栽培に向いた品種。
背丈が低く、育てるのが難しくしっかりと手をかけてあげないとすぐに生育が弱まる。
ティモール(ハイブリットティモール)
アラビカ種とカネフォラ種のハイブリット種の起源ともいえる品種。
同じアカネ科のアラビカ種とカネフォラ種は染色体の数が違うため、交配ができないといわれていたが、
1927年に染色体数が変異したカネフォラ種とアラビカ種が自然交配されたものが東ティモールで発見されティモールと命名された。
風味としては特に優れた項目はないものの、さび病に対する耐性が強く、他のハイブリット種を生み出されるきっかけとなった。
ティピカ(Typica)
コーヒーの原種に近いといわれる品種。
背が標準的に高く3.5M~4Mほどになる。
枝葉の特徴として葉は楕円で細長く標準的なサイズであり、節の感覚は標準的で新芽の色はブロンズ色。
豆の持つ特徴は上質な酸味とそのクリーンカップにあり、風味も強いものの、
収穫量が少なく、耐病性も低く、非常に生育が難しい品種であるため、他の品種と交配に使われることが多い。
現在は純粋なティピカは非常に稀少で確実性をもってティピカと断言できる要素はないため、
純粋なティピカと言い切るのは非常に難しいともいわれる。
歴史を見てみると、コーヒーそのものの伝播の歴史と重なります。
エチオピア野生種がイエメンで栽培され、ジャワ島に持ち込まれ、その後アムステルダムに移植されてティピカとなったとされる。
詳細な歴史を簡単に記すと下記の通り。
1616年にオランダ東インド会社がイエメンのモカ港とアムステルダムにコーヒーの輸送を開始するが、
当時はコーヒーの苗木の持ち出しが禁止され、発芽能力を取り去った豆のみを輸出していたとされている。
1658年にオランダはモカから苗木の持ち出しに成功し、スリランカでコーヒー栽培を開始。スリランカから対岸のインドのマイソールに広まり、ジャワ島へ移植。
1706年にオランダはジャワ島からアムステルダムの植物園に苗木を移植。この木がティピカの祖先とされる。
1714年にフランスのルイ14世にこのコーヒーの木は寄贈され、パリの植物園に移植。
その後、1723年にパリの植物園からフランス海軍士官のガブリエル・ド・クリュがフランス領マルチニーク島への移植に成功し、
マルチニーク島からフランス領グアドループに、1730年にハイチ、
また1730年頃ジャマイカ、1748年キューバ、1774年コスタリカ、1784年ベネズエラと伝播されていく。
SL28とSL34。
SL28とSL34はケニアでは一般的な品種で
SLはナイロビにあった、Scott Laboratories(スコットラボラトリーズ)の略。
SL28もSL34もこのスコットラボラトリーズが各地から集めてきた品種で、
SL28は空気の乾燥しているケニアでも栽培できる耐乾性の品種で標高についても中程度から高高度での栽培に適合するもので、対病性がないものの風味も優れている。
SL34はSL28よりも収穫量が多く、標高は高度で、耐雨性に優れる品種で、SL28と同じように風味に優れるが耐病性がない。
SL28もSL34も風味も収穫量も良いが耐病性がなく、さび病やCBDに弱い為、病気による全滅の可能性を持っていたため、
最近はルイル11という耐病性を持つ品種が栽培されている。
ルイル11
RumeSudanとK7、ハイブリットティモール 、SL28とSL34、カティモールの複合交配種で、
RumeSudanはスーダン南部の野生アラビカ種。
K7は耐さび病遺伝子を持ち、一部のCBDにも耐性があり、耐乾性もある。低地栽培にも適応する品種で風味はSL種に比べると劣るとされている。
ハイブリットティモールはアラビカとロブスタの自然交配種で中高地栽培に適応する耐さび病品種。
カティモールはカトゥラとティモールの人工交配種でさび病に強いが施肥やシェードツリー管理が難しい低地栽培に優れた品種。
つまり、ルイル11は耐さび病、耐CBD、高収穫という特性を持っている品種で風味もある程度よいというもの。
ここまでは以前のメモから出てくる内容。
・・・バティアンってなに???
調べてみると、
ルイル11と同じようにさび病に強い品種であること、
また、ケニアの山でBatianという名前の山があることはすぐ出てきた。
つまりケニアで作られた品種なのかなー。と思いながら「Batian」で苦手な英語のサイトを調べ始める。
何個もほしい情報がでないままサイトをみてしらべていくと・・・。
worldcoffeeresearchというサイトでバティアンを発見!
https://varieties.worldcoffeeresearch.org/varieties/batian
LINEAGEのところに
Composite variety containing parentage from: SL28, SL34, Rume Sudan, N39, K7, SL4 and the Timor Hybrid.
という表記を発見!
つまりはルイル11と同じような複合種のよう??
N39は耐乾性があって、耐病性がない品種って過去のメモがあった。
・・・SL4がわからない・・・orz
SL4はSLシリーズのひとつなんだろうけど、、どんなものなんだろう??